18年前のことです。
それまで、やきものに興味も関心も接点も全く無かった私が
妻に突然「やきもの始めるわ~」
言われた妻も、きょとんとして「はっ、何?」
いくら思い起こしても
なぜ、やきものを始める気になったのか
自分でも、さっぱり わかりません。
その頃、NHK趣味の陶芸講座で
やきもの作家の辻清明さんが
登り窯を焚いておられるのを、たまたま見て
やきものではなく、薪を焚くシーンに、何か心に火がついたのではないかと・・・??
こんな調子のスタートでしたから
当然、辻さんと同じく
薪窯による信楽の焼締めを目指して
自宅敷地内に、小さな薪窯を築きました。
知識もなく我流ですから、うまく焼ける筈も無く
挫折の連続。
人様にも、やきものをやっていますとは
恥ずかしくて言えませんでした。
そんな時
信楽のやきもの作家、古谷道生さん著の 穴窯築窯が発刊され
私のバイブルになりました。
本がぼろぼろになるまで、何百回も読み返しました。
古谷さんの穴窯を真似て築窯し、その後2度、築き直して
現在に至っていますが
まだ窯に満足していません。
結局は、古谷さんと同じ穴窯を築くのではなく
参考にさせてもらいながら
私に合った私風の穴窯を築き直したいなと思っています。
スクラップandビルドはいつまで続くのでしょうか・・・
画像は影響を受けたお二人の書です。
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